医薬品製造装置メーカーのトップシステムがインドネシアに進出するというニュースです。
インドネシアで食品機械などを手掛けるアヴェコと提携、トップシステムのひうち工場でタンクや制御盤などの部品を作り、スラバヤにあるアヴェコの現地工場で最終組み立てと試運転をする。
最初の部品の輸出は5月を予定しており、現地には5人の技術者を派遣し、最終組み立てや、メンテナンス方法を指導する。
営業活動は2社で役割分担し、現地の日系企業には日本国内を足掛かりにトップシステムが営業、現地企業への売り込みはアヴェコが引き受ける。
患者に投与する抗生物質などの点滴を調製する装置を製作、販売するほか、化粧水製造装置の受注も目指す。
現地で医薬品の増産が進めば製造装置の引き合いも増えるため、現地企業と組んで生産体制を整え、同国を拠点にタイやベトナムなどの市場開拓も目指す方針だということです。