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旅館・ホテル運営の星野リゾートが、2014年にインドネシアのバリ島に進出するというニュースです。
現地企業が建てるホテルの運営を受託、海外で宿泊施設の運営を手掛けるのは初めてのことで、旅館で培った日本流の運営手法や接客術を生かし早期に事業を軌道に乗せ、海外での今後のホテルの運営受託につなげるということです。

運営を受託する「星のやバリ」は現地企業が約15億円を投じ、人気観光地のウブドに建設、客室は広さが85~100平方メートルの戸建て風のヴィラタイプとし、30室を用意。
谷がある地形や自然の木々を生かしそれぞれの客室をプールや路地でつなぎ、レストランや温浴施設のスパなども備え、宿泊単価は日本で運営する「星のや」よりも若干高い1室1泊当たり7万円前後に設定。
日本から総支配人などを派遣し、1人の従業員が配膳や接客、清掃といった複数の業務を効率的にこなす少人数運営など旅館のノウハウを持ち込む。
初年度の客室稼働率は60%程度を想定し、半分以上が日本人観光客になる見通し。

バリ島には米マリオット・インターナショナルやカナダのフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツなど世界のトップブランドのホテルが集まっているが、星野リゾートは16年にも東京・大手町でも高級旅館の開業を予定しており、激戦地での事業を早期に軌道に乗せることで今後の運営受託に弾みをつける。