フジクラが、インドネシアで光通信ネットワーク関連製品の製造販売に乗り出すというニュースです。
2015年までの中期経営計画の一環でグローバル展開の加速を推進する中、インフラ系事業の拡大を目指しており、海外有望市場のうちインドネシアなどを当面の対象国として経営資源を集中的に投入する考え。
現地法人フジクラ・インドネシアを先月に設立、資本金は600万米ドル(約6億円)で、フジクラが80%、フジクラアジアが20%を出資。
事務所はジャカルタ、工場は西ジャワ州ブカシに設け、9月に操業を開始する予定。
インドネシアでは電力や通信、水道、鉄道、港湾、空港などのインフラ整備に向けて多くの事業が進められており、今後も高い成長が見込まれていることから、現地の通信会社が手掛ける光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス関連事業で、製品の供給が見込めると判断し、現地法人の設立を決めたということです。