ダイセーエブリー二十四が、インドネシア・ジャカルタで現地法人を新設し、今秋から営業を開始するというニュースです。
同社が出資する海外現地法人はタイ、中国、マレーシアに続く4拠点目となる。
インドネシア現地法人の名称は「PT. Daisei Every 24 Indonesia」で、本社はジャカルタ市チャクン地区に置く。
日系の現地外食企業との共同出資で開設し、事業の内容は食材の輸入・卸業と、それに付随する物流業務で、ダイセーエブリー二十四は物流面において日本国内で展開する食品物流サービスのノウハウを発揮する。
インドネシア国内で日本の食材の輸入・卸業を展開する企業は、現地企業を含めても大手は数社のみで、こうした中、まずは合弁相手企業の外食チェーン店舗で利用する食材の輸入・卸とその物流業務を行い、15年度内にはインドネシアへ進出する日系小売業者に対しても同様の業務を提供したい考え。
さらに、現地企業との提携などを視野に入れながら、17年度までには現地市場向けにもサービスを広げる方針。
物流インフラとしては当面、本社事務所を併設した常温倉庫(約300㎡)と軽貨物トラック1両を活用、インドネシアではコールドチェーンの概念が浸透していないが、倉庫への冷蔵設備増設や低温トラックの導入も計画していき、その上で長期的には物流業のライセンス取得なども検討し日本品質のコールドチェーンサービスの水平展開を図るということです。