機械部品の元になる木型の製造を手掛ける昭和製作所が、インドネシアで10月をめどに現地法人を設立するというニュースです。
海外に拠点を設置するのは初めてのことで、完全子会社のショーワ・ワークス・インドネシアを、西ジャワ州ブカシ県チカランのデルタシリコン工業団地のレンタル工場に設置、資本金は30億Rp(約2,650万円)で、日本人駐在員2人を含む5~6人の体制で業務を開始する。
工場の延べ床面積は288平方メートル、マシニングセンターなどの設備を導入し、来年初めにも硬質ウレタン製の自動車シートモデルの生産を開始する。
インドネシアでは自動車メーカーの増産に伴い部品の現地調達化が進んでおり、シートメーカーを中心に顧客企業の参入が進んでいることから拠点を設けることにしたということです。