■3月5日、インドネシア政府は中国以外にイラン・イタリア・韓国の3か国で
新型コロナウイルスが急増しているとのWHOの最新の報告を受け、
これら3か国について新たな入国管理措置を発表しました。
これら3か国に最近渡航した日本人も対象となり得ますので,ご注意ください。
■3月5日現在、インドネシア国内の新型コロナウイルス感染者は2件と公表されています。
インドネシアでの入国に際する検疫において隔離対象と判定され指定病院に搬送された具体例もあります。
1-3月5日、インドネシア政府は中国以外のイラン・イタリア・韓国の3か国で
新型コロナウイルスが急増しているとのWHOの最新の報告を受け、
これら3か国に対する新たな入国管理措置を講じると発表しました。
これによると3月8日0時(西部インドネシア時間)以降、
・イラン・テヘラン州、コム州、ギーラーン州、
・イタリア・ロンバルディア、ヴェネト、エミリア・ロマーニャ、マルケ州、ピエモンテ州、
・韓国・大邱広域市、慶尚北道
からの渡航者は、インドネシアへの入国及びトランジットが禁止されます。
また、これら地域以外を除くイラン・イタリア・韓国からの渡航者全てについては、
各国の保健当局が発行する有効な健康証明書(詳細不明)を
航空便チェックインの際に航空会社に提出する必要があり、
同証明書がない場合インドネシアへの入国・トランジットは拒否されることになります。
この措置はこれら3か国に最近渡航された日本人も対象となり得ます。
詳細は,以下のインドネシア外務省ホームページをご参照ください。
*インドネシア外務省:https://kemlu.go.id/portal/id/read/1104/berita/kebijakan-pemerintah-indonesia-terkait-perkembangan-covid-19(インドネシア語)
2-3月5日現在、インドネシア国内の新型コロナウイルス感染者は2件と公表されています。
インドネシアでの入国に際する検疫において発熱が認められたことにより、
隔離対象と判定され指定病院に搬送された邦人の具体例もあります。
また、ショッピングモールや公共施設等の入場に際して検温が行われる等、
国内の各所において検査が強化されています。
インドネシア入国時には現在健康状態の申告書(Health Alert Card)の提出及び検温が行われています。
感染発生国(日本を含む)からの入国時に発熱がある場合、空港診療所での検査が行われます。
検査の後は、保健省のガイドラインに沿って専門病院での観察あるいは自主的自宅待機などの措置が行われています。