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■APECビジネストラベルカード(ABTC)による入国については、インドネシア入国管理当局から、
 入国可能と口頭での確認が得られましたが、その旨文書では確認されていません。
 現時点でABTC保持者の扱いには不明確な点があり、入国が認められることはあるとみられますが、
 運用は流動的である可能性もあり、現場でトラブルが発生する可能性は排除されません。
 ABTCによる入国を予定されている方は、最新の状況を確認し、渡航の是非をご検討ください。
■e-visaによる入国は可能との情報に接しています。

1-ABTCによる入国の可否については、新型コロナウイルス対策ユニットの通達と
 入国管理当局の回章の間に不整合な部分がありますが、
 現時点で確認できている状況は以下のとおりです。
 (1)2月11日付け入管総局回章にはABTC保持者についての記載がなく、
  入国管理当局による文書では、ABTC保持者の入国が可能との確認は得られていません。
  他方、2月9日に更新された入国管理総局のホームページ上は、
  外国人の入国停止の例外としてABTC保持者が記載されています。
 (2)また、入国管理当局から、2月15日現在、
  法務人権大臣令2020年第26号を根拠としてABTC保持者の入国を認めている旨
  口頭で説明を得ました。

2-上記のとおり、現時点でABTC保持者の扱いには不明確な点があり、
 入国が認められることはあるとみられますが、運用は流動的である可能性もあり、
 現場でトラブルが発生する可能性は排除されません。ABTCによる入国を予定されている方は、
 インドネシア法務人権省入国管理総局、インドネシア入国管理事務所、
 在京インドネシア大使館又は在阪インドネシア総領事館、
 航空会社等に最新の状況をご確認いただき、渡航の是非をご検討ください。

3-なお、e-visaによる入国は行われていることが確認されています。