■ジャワ・バリでの活動制限が8月23日まで延長されました。
■今般の内務大臣指示により、ショッピングモールの訪問客に対して、
アプリ「pedulilindungi」によるスクリーニングが義務付けられました。
■輸出指向企業及び国内市場指向企業について、
一定の条件の下で100%の出勤率での活動を認める試験的措置を行うとされました。
1-8月16日、ティト内務大臣は、ジャワ・バリでの活動制限を、
8月23日まで延長する旨の内務大臣指示(2021年34号)を発出しました。
本大臣指示により、活動制限レベル毎の区分地域に一部変更が生じましたが、
ジャカルタ首都圏や多くの主要な都市圏については引き続き活動制限レベル4のままとされています。
2-今般の本大臣指示においてジャワ・バリで活動制限レベル4が維持された地域には、
これまで同様、ジャカルタ首都圏(ジャカルタ首都特別州、バンテン州タンゲラン県、タンゲラン市、
南タンゲラン市、西ジャワ州デポック市、ボゴール県、ボゴール市、ブカシ県、ブカシ市)、
西ジャワ州チレボン市、バンドン市、ジョグジャカルタ特別州、東ジャワ州スラバヤ市、マラン市、
バリ州デンパサール市などが含まれます。
一方、これまで活動制限レベル4とされていたバンテン州のチレゴン市、
中部ジャワ州のスマラン市やスマラン県などが、活動制限レベル3に区分されました。
3-今般の大臣指示では、ジャワ・バリでの活動制限レベル4の制限内容に以下の変更がありました。
レベル4の活動制限の内容は、以下の点以外は従来と変更ありません。
(1)屋台や路上販売等の飲食店や屋外型の飲食店での飲食の制限時間を30分以内に緩和。
ショッピングモール内の飲食店での店内飲食については、
収容人数を25%まで、1テーブル2人までに制限して許可。
(2)ショッピングモールのすべての訪問客及び従業員に対し、
アプリ「pedulilindungi」によるスクリーニングを義務付け。
71歳以上の者に対するショッピングモール入店禁止制限は撤廃(12歳未満は、引き続き入店禁止)
ショッピングモールの試験的営業を許可する地域を、バンテン州タンゲラン県、タンゲラン市、
南タンゲラン市、西ジャワ州デポック市、ボゴール県、ボゴール市、ブカシ県、ブカシ市などに拡大。
(3)礼拝施設については、収容率・人数を50%以下または50人以下に緩和。
(4)試験的措置として、運動・スポーツ活動のうち、
屋外における4人以下での身体的接触や頻繁な近距離でのやり取りを伴わない運動については、
ジャカルタ首都圏、西ジャワ州バンドン都市圏、中部ジャワ州スマラン都市圏、
東ジャワ州スラバヤ都市圏において、マスク着用(水泳等は除く)の下で実施を許可、
屋外運動施設については、収容人数を25%までに制限して営業を許可。
なお、屋外運動施設では、利用者の検温、アプリ「pedulilidungi」によるスクリーニングを実施、
施設内のロッカーやシャワールームの利用及び飲食店での店内飲食は禁止。
4-今般の大臣指示では、レベル4を含むジャワ・バリ内の全ての活動制限レベルを対象に、
輸出指向企業及び国内市場指向企業について、試験的措置として、一定の条件の下、
2シフト以上に分けた上で、100%の出勤率での活動を認めるとされました。
同大臣指示による条件は以下のとおりです。
(1)試験的措置の対象企業は工業省が定める。
(2)対象企業およびその従業員は、生産施設の出入りにあたり、
アプリ「pedulilindungi」によるスクリーニングを行う。
(3)対象企業は、工業省及び保健省が定める保健プロトコルに従う。