■ジャワ・バリでの活動制限が9月6日まで延長されました。
■ジャカルタ首都圏、西ジャワ州のバンドン市、東ジャワ州のスラバヤ市等の活動制限レベルは、
引き続きレベル3とされています。
■スーパーやショッピングモールの営業時間が午後9時までとされる等、
ジャワ・バリでの活動制限レベル3の活動制限が一部緩和されました。
1-8月30日、ティト内務大臣は、ジャワ・バリでの活動制限を、
9月6日まで延長する旨の内務大臣指示(2021年38号)を発出しました。
2-同内務大臣指示では、ジャカルタ首都圏(ジャカルタ首都特別州、バンテン州タンゲラン県、
タンゲラン市、南タンゲラン市、西ジャワ州デポック市、ボゴール県、ボゴール市、ブカシ県、
ブカシ市)、西ジャワ州のバンドン市及びその周辺地域、東ジャワ州のスラバヤ市及び
その周辺地域等の活動制限レベルは、引き続きレベル3とされました。
また、ジョグジャカルタ特別州やバリ州等は引き続き活動レベル4とされました。
3-今般の大臣指示では、各活動制限レベルの制限内容が一部緩和されました。
ジャワ・バリでの活動制限レベル3の制限内容の変更点は以下のとおりです。
(1)日常生活必需品を販売するスーパー、伝統市場、雑貨屋、また、路上販売、雑貨店、代理店、
金券販売、理髪店、クリーニングサービス、物売り、小規模修理工場、車両洗浄サービス、
その他小規模事業、およびショッピングモールの営業時間を午後9時までに変更。
(2)生活必需品以外を販売する市場の営業時間を午後5時までに変更。
(3)屋台、路上飲食店、飲食店の屋外スペースでの店内飲食について、営業時間を午後9時まで、
収容率を50%までに変更。ショッピングモール内の飲食店での店内飲食の収容率を50%までに変更。
(4)ジャカルタ首都特別州、西ジャワ州バンドン市、東ジャワ州スラバヤ市のみを対象に、
以下の条件下で、試験的に、屋内独立型飲食店での店内飲食を許可。
ア.収容人数は25%まで、1テーブル2人まで、飲食時間30分以内。
イ.従業員及び訪問客に対して、アプリ「pedulilindungi」によるスクリーニングを行う。
ウ.この試験措置に参加する店舗は、商業省及び観光・クリエイティブ経済省が決定する。
エ.商業省及び観光・クリエイティブ経済省が定める保健プロトコルを順守する。
(5)スポーツ施設内の飲食店での店内飲食について、収容率を25%まで、
飲食時間を30分以内として許可。
(6)建設活動について、公共インフラでない建設活動を30人までに制限して許可。
4-そのほか、ジャワ・バリでの活動制限レベル2から4のすべてに該当する変更は、以下のとおりです。
また、これ以外にも、レベル2及び3の地域でプロサッカーリーグの試合を行うことが
できるとの規定も定められました。
(1)必須(esensial)分野に含まれる輸出指向産業について、従業員同士の食事の禁止、
9月7日以降のアプリ「pedulilindungi」の使用を義務付け。
(2)重要(kritikal)分野に含まれるエネルギー、生活必需品関係の物流・運輸・配送業、
家畜・ペット用を含む食品・飲料産業、肥料・石油化学、セメント・建設資材、建設(公共インフラ)、
基礎サービス(電力、水、廃棄物処理)でのアプリ「pedulilindungi」による
スクリーニングの開始日を9月7日に変更。
(3)従来行われてきた、輸出指向企業及び国内市場指向企業を対象として、
一定の条件の下で100%の出勤での活動を認める試験的措置は、以下の条件の下で、本格運用を開始。
ア.従業員100%の出勤による活動を許可。ただし2以上のシフトに分ける。
イ.産業活動運営移動許可(IOMKI)を保有し、工業省からの推薦を得る。
ウ.対象企業およびその従業員は、生産施設の出入りにあたり、
アプリ「pedulilindungi」によるスクリーニングを行う。
エ.従業員の50%以上が少なくとも1回のワクチン接種を終了している。
オ.工業省及び保健省が定める保健プロトコルに従う。