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■バンテン州の3つの県・市(タンゲラン県,タンゲラン市,南タンゲラン市)では、
 6月14日までの期限で大規模社会制限が実施されていますが、
 この制限措置の内容を変更する州知事令が発出されました。

1-バンテン州の3つの県・市(タンゲラン県、タンゲラン市、南タンゲラン市)では、
 6月14日までの期限で大規模社会制限が実施されていますが、同州政府は州知事令を発出し、
 この制限措置の一部を緩和あるいは強化しました。

(1)規制が緩和された分野
A.職場での就労
「全ての中央及び地方の政府機関・会社/職場/事務所及びまたは工場は、
保健衛生プロトコールを実行する限り引き続き活動を実施できる」と規定され、
一定の条件の下で全ての職場での就労の実施が明確化されました。
レストランの営業は同州知事令の下でも引き続き持ち帰りまたは配達に限定されています。
B.宗教活動
「住民は宗教施設で宗教活動を行うことができる」と規定されました。
従来の州知事令ではこのような活動は禁止され宗教施設は閉鎖され、
宗教活動は自宅での実施に限定されていました。
C.公共の場所・公共施設での活動
「住民は保健衛生プロトコールを実行する限り、5人を超えても活動を実施できる」と規定されました。
従来の州知事令ではこのような活動は禁止されていました。

(2)規制が強化された分野
従来の州知事令には入域規制に関する規定はありませんでしたが、
新たな州知事令では「住民以外の者がこの3つの県・市に入域するためには許可証の提示が必要。
許可証の交付に関する詳細規定は,県知事令/市長令で定める」との規定が加えられています。
なお、この入域規制について報道等によれば、南タンゲラン市では、
ジャカルタ首都圏(ジャカルタ首都特別州、西ジャワ州ボゴール県・市、デポック市、ブカシ県・市、
バンテン州タンゲラン県・市,南タンゲラン市)以外の住民が同市に入域する場合、
同市が発行する出入域許可証(SIKM)の携帯を義務付けているとされていますが現時点では、
実際の運用は不明です。