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バリ州のワヤン・コステル知事は7月22日、バリ島の観光を順次再開する計画を発表しました。
同州のウェブページによると、まず国内旅行者の受け入れを7月31日から再開し、
その後、9月11日以降は海外からの旅行者の受け入れを開始する見込みという事です。
バリ州統計庁のデータによると4月からの入国規制の強化に伴い、
5月にバリを訪れた海外旅行者の数はわずか36人にとどまり、
前年同期の48万3,900人から激減していることから、早期に観光を再開することで、
これ以上の経済悪化を避ける狙いがあると考えられます。

コステル知事によると、観光客の受け入れ再開にあたり、
観光地やホテル、飲食店などの経営者および従業員に対しては、
保健衛生上のプロトコル順守を義務付け、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する。
また、7月8日に発布されたバリ州知事回状では、
観光地では観光客に対して施設の入口で体温検査を実施し、37.3度を超える場合は受け入れず、
健康診断を行うことが規定されています。
また各種支払いにあたり、非現金決済に対応し、
さらにホテル・レストランのスタッフについては、事前に迅速抗体検査の受診が義務付けられています。

但し、上記のニュースに付いては決定事項ではなく、
インドネシア全土での感染者が日々増加傾向にある中で、
実際に観光客受入が開始されるかは懐疑的な見方もあると思いますので、
観光客受入再開に関するニュースに付いては本サイト内にて随時更新して参ります。

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